はじめに
皆さん、まだ「紙の本」で読書をしていますか?
もちろん紙の本を読むことも素晴らしいことだと思います。
一枚一枚ページをめくるワクワク感!
書店を歩き回り運命のような本に出会う瞬間!
とても良いですよね!
私自身も「読書なら紙の本でしょ!kindleだと!?こんなスマホみたいな画面で本なんか読めるか!」
心の底からそう思っていました。
そんな私でも、kindleの素晴らしさに気が付き、今となっては完全にkindle派です。
はじめてkindle端末を購入したのが10年近く前で、そこからは毎日のように持ち歩くようになりました。
最初のkindle端末は、kindle paperwhiteを選択しましたが、現在は当時の最上位機種であるkindle oasisを使用しています。
kindle paperwhiteも良かったですが、kindle oasisも非常に使いやすく、重宝しています。
kindleに出会って本当に良かったと思います。
そして、私の実体験からも
まだ一度もkindleを使用したことが無いのは、もったいない!
心の底からそう思います。
そういった方をkindle派にするため、本記事ではkindleの魅力を紹介していきます。
この記事を読むことで解決する悩み
この記事では、実際に使用してみた体験をもとに、kindleで本を読むメリットとデメリットを紹介していきます。
最後までこの記事を読むことで、以下の悩みが解決します。
・kindleでの読書に興味があるけど、紙の本との違いを知りたい。
・読書の効率化をするため、kindleを使うことを検討している。
・kindle使用によるコストを知りたい。
kindleで本を読むメリット
まずは、kindleで本を読むことで、どういったメリットがあるのかを紹介していきます。
私が実際にkindleを使用した経験から感じたメリットは以下の7つです。
・軽いデバイスに沢山のデータを入れられる
・文字検索機能がある
・kindle端末が無くても、スマホアプリで読める
・本を買うために、本屋まで足を運ぶ必要がない
・寝る前の暗い部屋でも読書可能
・本を低価格で購入可能
・本読み放題のサービスがある:Kindle Unlimited
次に、これらのメリットについて詳しく説明していきます。
軽いデバイスに沢山のデータを入れられる
これは非常に大きなメリットですね!
kindleを紹介している他のブロガーさんも、この部分を強調されている印象です。
私は年間で100冊近くの本を読むのですが、これらを全て自宅の本棚に入れておくと、とてもじゃないですが場所が足りません。
ところが、kindle端末で読書するようになれば、大量の本を場所を取らずに所有できます。
最近引っ越しをしたのですが、その際に改めて、大量の紙の本を所有していなくて良かったと思いました。
私は仕事関係の専門書を沢山所有しており、引っ越しのときに大変だったのが、この専門書の梱包・運搬の作業でした。
段ボールに詰めるのも疲れるし、運ぶのも重くて仕方がなかったです。
それこそ、本の重さで段ボールの底が抜ける始末…。
kindleを使用していなければ、これらの専門書に加えて、大量の本も運ぶことになっていました…。
かなり大変だっただろうなと思います。
このように、大量の本をkindle端末に保存できるのは、読書家の方にとって大きなメリットになります!
文字検索機能がある
kindleを紹介している方で、このメリットを強調していることは少ないですが、個人的にはとても重要な機能だと考えてます。
昔から自分の語彙力が弱いことにコンプレックスを感じていたのですが、kindleで読書を始めたことでだいぶ改善されました。
この文字検索機能というのは、わからない単語を選択することで検索され、すぐに単語の意味がわかるというものです。
「紙の本」で読書をしていたときには、わからない言葉や地名、ことわざなどが出てきたら、調べずに読み飛ばしていました。
ところが、kindleの文字検索機能はとても手軽に使えるため、その都度調べる癖がつきました。
わからない単語が出てくるたびに調べるのだがら、語彙力が伸びるのは当たり前ですよね!
kindleを使いはじめて1年くらいたったときには
「あれ?自分の語彙力上がってない?」
と感じ始めたのを覚えています。
今では、語彙力に関するコンプレックスは完全に払拭されています。
kindle端末が無くても、スマホアプリで読める
私は、外出先にもkindle端末を持っていくのが習慣になっていますが、時々家に忘れてしまうこともあります。
もしこれが「紙の本」だったら、外出先での読書は諦めるしかありません。
しかし、kindleを使用しているとこんなときでも読書できます!
スマホにkindleアプリをインストールしておけば、kindle端末とスマホのkindleアプリを同期することができるのです!
スマホは肌身離さず持ち歩いている方がほとんどだと思います。
「あの本の続きが読みたかったのに、家に忘れたから読めない…。」
スマホを持ち、kindleで読書をする方であれば、この状況に陥ることがほぼなくなります。
本を買うために、本屋まで足を運ぶ必要がない
本を買うために、本屋まで足を運ぶ必要がないことも大きなメリットです。
もちろん私も本屋に行き、本を見て回ることは大好きですし、思いもかけない面白そうな本と出会い、買うこともあります。
しかし、本屋で自分の探していた本が見つかることって意外と少なくないですか??
もちろん、新刊や人気作家さんの本は並んでいますが、古い本やマイナーな本はあまり置いていない印象です。(探し方が悪いだけかもしれませんが…。)
私はkindleを使用するようになってから、2冊だけどうしても「紙の本」で欲しいものがあり、本屋に行きました。
ところが、2冊とも本屋に在庫が無く、結局ネット通販で注文することに…。
本屋まで足を運ぶ必要が無いことは、これを防ぐメリットもあるのだなと体感しました。
寝る前の暗い部屋でも読書可能
当然のことながら「紙の本」で読書をするためには、部屋を明るくする必要があります。
しかし、kindle端末なら、画面を明るくする機能が備わっているので、薄暗い部屋の中でも読書可能です。
「暗い部屋で本なんて読んだら、目が疲れてしまう」
そんな反論が予想されますが、kindle端末の照明機能は、スマホの画面のように目が疲れることがないように設計されているそうです。
寝る前の薄暗い部屋で実際にkindle端末で本を読むことがありますが、たしかにスマホ画面のように目が疲れることは無いと感じています。
もちろん明るい部屋で読むのが一番だと思いますが、
「寝る前にちょっとだけ読みたいんだよな」
kindle端末なら、そんな要望に応えてくれます!
本を低価格で購入可能
kindleを利用する大きな魅力のひとつは、電子書籍としての本の価格設定の安さです。
多くの電子書籍が紙の本よりも低価格で提供されており、読書のコストを抑えることが可能です。
例としていくつか紹介していきます。
私が好きな本を例に挙げてみました。
上の左側がベストセラーになったビジネス書の「嫌われる勇気」で、上の右側が映画化もされた小説の「線は、僕を描く」です。kindle版ではかなり安く購入できることが分かります。
また、漫画も見てみましょう。
こちらは社会現象にもなった大人気コミック「鬼滅の刃」です。
漫画でもやはりkindle版のほうが単行本よりも安くなっていますね。
まとめると、以下のようになります。
嫌われる勇気:kindle版⇒1188円、単行本⇒1650円
線は、僕を描く:kindle版⇒858円、単行本⇒1176円
鬼滅の刃(1巻):kindle版⇒460円、単行本⇒484円
このように出費を抑えて読書できるのも、kindleの大きなメリットと言えます。
本読み放題のサービスがある:Kindle Unlimited
kindleには、本読み放題サービスの「Kindle Unlimited」というサービスがあります。
なんと、その対象は200万冊以上です!
日本第2位の蔵書数を誇る大阪市立中央図書館が、約190万冊ですので、それを超える蔵書数ということになります。
その大量の本をいつでも読むことができるのは、かなりすごいですよね。
詳しくはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひ読んでみてください!
kindleで本を読むデメリット
ここまでkindleの良いところばかりを紹介しましたが、当然ながら悪いところもあります。
私が実際にkindleを使用してみて感じたデメリットは、次の4つです。
・「紙の本」のように、付箋を貼ったり書き込んだりできない
・電池切れの心配
・画像が白黒で、カラー表示できない
・反応速度が遅い
次に、これらのデメリットについて詳しく解説していきます。
「紙の本」のように、付箋を貼ったり書き込んだりできない
これは読み方の好みで大きく分かれますが、人によってはデメリットになるかと思います。
私自身は、本に書き込みなどはしないタイプなので全く気にならなかったです。
一応、kindle内にも付箋機能やマーカーを引く機能などはありますが、自分の手で直接書き加えたりしながら読書するタイプの方だと、不満に感じると思います。
逆に言うと、いくら読んでも汚れることは無いので、本を汚したくない人にはおすすめといえますね。
電池切れの心配
「kindle端末は一度の充電で長時間使えるって聞くけど、実際のところどうなの?」
そう疑問に感じる方も多いかと思います。
結論から言うと、3日くらいは充電無しでも平気で使えます。
ただ、充電いらずの「紙の本」と比べると、どう考えてもデメリットですね。
充電がそもそもめんどくさいですし、読みたいと思ったときに電池切れになったりすると、がっかりしてしまいます。
電力で動くのだから、しょうがないんですけどね…。
自分は電池切れが心配だから、カバンの中に充電器を忍ばせるようなりました。
画像が白黒で、カラー表示できない
kindle端末では、電子ペーパーディスプレイを使用しています。
このディスプレイは、白黒での表示を目的として設計されています。バッテリーの持ちが良く、紙の本に近い読み心地であることが大きな特徴です。
ただし、これらのメリットがある一方で大きなデメリットもあります。それは、カラー表示ができないことです。
そのため、小説やビジネス書を読む際には問題ないのですが、カラーの雑誌や漫画を読む際には原作の色彩をそのまま楽しむことができないです。
反応速度が遅い
kindle端末の電子ペーパーディスプレイは、長時間の読書に最適化されており、バッテリー消費を抑える設計となっています。
そのため、一般的なスマホやタブレットと比べると、メニューを開いたり、文字検索をする際などの動作が遅いと感じるかと思います。
そういうものだと受け入れることができれば気になりませんが、素早い反応を求める方にはストレスが貯まってしまうかもしれません。
他の電子書籍プラットフォーム(楽天Kobo)との比較
電子書籍での読書を始める際に、kindle以外にも電子書籍サービスは無いのか疑問が生じると思います。
たしかにkindle以外にも電子書籍サービスはいくつかあり、代表的なものとして「楽天Kobo」が存在します。
ここではkindleと楽天Koboを比較していきます。
kindle・楽天Koboの比較
kindleと楽天Koboの主な特徴を表にまとめてみました。
kindle | 楽天Kobo | |
運営 | Amazon | 楽天 |
電子書籍ストア | kindleストア | 楽天ブックス |
対象書籍数 | 約700万冊以上 | 約400万冊以上 |
ポイント | Amazonポイント | 楽天ポイント |
読み放題プラン | kindle unlimited 月額料金:980円(税込) ジャンル:幅広い | 楽天マガジン 月額料金:418円(税込) ジャンル:雑誌のみ |
この表には書いていませんが、楽天Koboでは書籍自体が割引になったり、楽天ポイントの付与率が上がったりといったセールやキャンペーンが多く実施されています。
また、読み放題プランを比較すると、楽天マガジンは雑誌のみに特化しており、kindle unlimitedは雑誌以外にもビジネス書や小説など幅広いジャンルの本が読める点が大きな違いとなります。
どちらがおすすめ?【kindleと楽天Kobo】
kindleと楽天Koboを比較してみると、対象書籍数の多さや、読み放題プラン(kindle unlimited)のジャンルの広さにおいて、kindleに軍配が上がります。
ただし、条件によっては楽天Koboがおすすめになる方もいます。
楽天ポイントを貯めている方や、雑誌を中心に読みたい方です。
こういった楽天Koboを使う特別な理由が無ければ、基本的にkindleを選んでおけば間違いないと思います。
まとめ
私が実際にkindleを使用してみて感じたメリットとデメリットを中心に紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
いろいろ書きましたが、kindle使用による最も嬉しい変化は、読書量が一気に増えたことと、弱かった語彙力に自信が持てるようになったことです!
デメリットもいくつか挙げましたが、それを補って余りあるほどの魅力がkindleにはあると確信しています。
まだ使用したことが無い方に、この魅力が伝わっていれば幸いです。
ぜひkindleを使ってみてください!
一度使ったら、kindleを手放せなくなるはずです!
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