こんにちは、kindleの魅力に気づいてからは紙の本での読書をしなくなったポンジロウです。
いざkindleでの読書に挑戦しようと思っても、kindle端末には多くの種類があるため、どれを購入すれば良いのか迷ってしまいますよね。
また、広告のありなしの違いがわかりづらかったり、ストレージ容量はどれくらい必要なのかなど、わからないことばかりだと思います。
本記事ではそんな悩みを解消できるように、Kindle端末の特徴をそれぞれ比較していきます。
・それぞれのkindle端末の特徴
・あなたに合ったkindle端末はどれか
kindle端末の特徴
電子書籍端末には、kindle以外にも、楽天が扱うKoboやソニーが扱うReaderなどといったものがあります。
その中でも、Amazonの電子書籍端末であるkindleは書籍数が最も多いです。そのため、これから初めて電子書籍に挑戦するならkindleをおすすめします。
また、kindle端末のディスプレイには、電子ペーパーが採用されています。
電子ペーパーでは、実際のインク粒子を使用しているためモノクロ画面ですが、まるで紙の本のような読み心地です。
私もはじめてkindle端末の画面を見たとき、液晶ディスプレイとは全然違うことに驚きました。
この電子ペーパーの場合、電力は表示を切り替えるときにだけ使われます。いったん表示されてしまえば電力を必要としないため、とても電池が長持ちするんですね。
スマートフォン等の液晶ディスプレイとの大きな違いですね!
目も疲れにくいですよ!
kindle端末で読書をするメリット・デメリットについても紹介しているので、こちらの記事もぜひ読んでみてください!
それぞれのkindle端末の特徴
kindle端末には「kindle」「kindle paperwhite」「kindle paperwhite シグニチャーエディション」「kindle oasis」「kindle scribe」「kindle キッズモデル」「kindle paperwhite キッズモデル 」の7種類のラインナップがあります。
世代 | 第11世代 (2022年発売) | 第11世代 (2021年発売) | 第11世代 (2021年発売) | 第10世代 (2019年発売) | 第1世代 (2022年発売) | 第11世代 (2022年発売) | 第11世代 (2021年発売) |
価格(税込) | 12,980円~ | 16,980円~ | 21,980円~ | 29,980円~ | 47,980円~ | 14,980円~ | 18,980円~ |
重量 | 158g | 205g | 207g | 188g | 433g | 256g (カバー含む) | 321g (カバー含む) |
ストレージ容量 | 16GB | 8GB or 16GB | 32GB | 8GB or 32GB | 16GB or 32GB or 64GB | 16GB | 8GB/16GB |
画面サイズ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ | 7インチ | 10.2インチ | 6インチ | 6.8インチ |
フロントライト数 | LED4個 | LED17個 | LED17個 | LED25個 | LED35個 | LED4個 | LED17個 |
防水機能 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 |
充電端子 | USB-C | USB-C | USB-C | MicroUSB | USB-C | USB-C | USB-C |
明るさ自動調節 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
物理ボタン | × | × | × | 〇 | × | × | × |
手書き入力 | × | × | × | × | 〇 | × | × |
ワイヤレス充電 | × | × | 〇 | × | × | × | × |
接続 | wifi | wifi | wifi | wifi/wifi+無料4G | wifi | wifi | wifi |
ここからは、それぞれの特徴を説明していきます。
kindle
kindleは、kindle端末の中で最も軽量・コンパクトで、安いのが特徴です。
軽くて小さいモデルになりますので、旅行や出張に出かける機会が多い方には特におすすめです。
また、「紙の本でしか読書したことがなく、ためしにkindle端末を使ってみたい!」
という方には、値段も手ごろなこちらの端末がおすすめです。
低価格ですが、画質は他のkindle端末と変わりません!
そのため、kindle端末の初心者におすすめです!
kindle paperwhite
kindle端末の中でも一番人気のあるモデルで、先に紹介したkindleの次にコンパクトなのがkindle paperwhiteです。
皆さんが気になるところは、kindleと比較してどういった違いがあるかですよね。
ネットの写真で見る限りは、大きな違いはなさそうですが、実際のところはどうなのか??
このkindle paperwhiteがkindleと比べて大きく優れている点は、以下の3点です。
①防水機能がある
②ストレージ容量を8GBと16GBとで選択できる
③画面サイズが大きくて読みやすい(kindle paperwhite:6.8インチ、kindle:6インチ)
自分が初めて購入したのもkindle paperwhiteで、長いこと使用していました。
とても使いやすくて自信をもっておすすめできるモデルです!
kindle paperwhite シグニチャーエディション
次に紹介するのはkindle paperwhite シグニチャーエディションです。
その名の通り、kindle paperwhiteの上位互換のような存在です。
このkindle paperwhite シグニチャーエディションがkindle paperwhiteと比べて大きく優れている点は、以下の3点です。
①ストレージ容量が大きい
(kindle paperwhite シグニチャーエディション:32GB、kindle paperwhite:8GB or 16GB)
②明るさ自動調整機能がある
③ワイヤレス充電が可能
ストレージ容量が大きいため、漫画や雑誌を沢山読みたい方におすすめしたい端末になります。
また、明るさの自動調整機能については、あまり必要ない機能だと思っていたのですが、実際に使用してみるとすごく便利でした。
ただ、ワイヤレス充電に関してはあまりメリットを感じられないかもしれません。kindle端末自体の電池持ちが良いので、スマホやタブレットと比べて充電する頻度は少ないためです。
kindle oasis
kindle scribeが発売される前までは、このkindle oasisが最上位モデルでした。
私は初めて購入したkindle paperwhiteの調子が悪くなってきたため、こちらのモデルを購入しました。
とても使いやすくて満足していますが、大きなデメリットがありますのでそちらも紹介します。
まずkindle oasisの大きな特徴としては、以下の2点になります。
①「人間工学的デザイン」を採用している
②kindle端末で唯一の「物理ボタン持ち」
kindle oasisは他のkindle端末と形が大きく違いますが、これは「人間工学的デザイン」を採用しているためです。
画面の部分がより薄く、持ち手の部分は少し厚いデザインとなっており、片手で持ちやすいものとなっています。個人的には非常に使いやすいデザインだと感じています。
また「物理ボタン」もかなり優秀です。
他のkindle端末ではページ送りの際に画面をタッチするため、両手で使用する必要があります。
しかし、kindle oasisではこの物理ボタンのおかげでページ送りを片手ですることができるのです。
片手でkindle端末を操作できるとすごく楽ですよ!
これを体験すると、他のkindle端末には戻れなくなります。
以上のように、kindle oasisは非常に使いやすくておススメなのですが、ひとつ重大な欠点があります。
それは充電ケーブルが『MicroUSB』であることです。
他のkindle端末は全てUSB-Cのなのになぜ…。と思ってしまいますよね。
これは、他の機種が第11世代なのに対し、kindle oasisだけ第10世代(旧モデル)だからというのが理由のようです。
「kindle oasis」の最新モデルに期待ですね。
kindle scribe
2022年11月に発売されたkindle端末の最上位モデルです。
この最大の特徴はタッチペンによる手書き入力機能があることでしょう。
また、大画面(10.2インチ)で読むことができることも他のkindle端末との違いになります。
メモを直接書き込むことが可能ですので、手を動かして本を読みたい方にはおすすめとなります。
しかし、大画面であるがゆえに本体重量も重いんですよね…。これはかなり大きなデメリットだといえます。
家で読む専用にするなら良いかもしれませんが、持ち歩いて電車などで利用したい方にはおすすめしにくいモデルです。
また、他の端末と比べて高価であることも欠点といえるでしょう。
kindle端末を初めて購入する場合には、他のモデルを選んだほうが良いかなと思いました。
しかし、既にkindle端末を使用したことがあって、手書き機能が欲しい方にはおすすめです!
kindle キッズモデル
2022年10月に発売された子供向けのkindle端末です。
端末の性能としては、先に紹介したkindleと同じですが、子供向けの様々な機能がついています。
特徴としては、「amazon kids+」が1年間無料で使用できることと、お子さんが喜びそうな背面カバーが付いているところです。
※「amazon kids+」とは、1000冊以上の子供向けの書籍が月額980円で読み放題になるサービスです。
また、子供の読書量を保護者が把握できるペアレントダッシュボードという機能や、読書時間などの達成状況によってバッジやメダルが手に入る機能等もあります。
保護者としては、子供に買ってあげたくなる機能がたくさんあります!
子供が成長した場合には、「amazon kids+」を解約すれば普通のkindleと同じように使用できるので長く愛用してもらうことができます。
kindle paperwhite キッズモデル
こちらもkindle キッズモデルと同様の子供向け機能を持っています。
端末の性能としては、kindle paperwhiteと同じです。
kindle paperwhite キッズモデルは、kindle キッズモデルと同じ機能を持ち、端末自体のグレードが高い。そんなイメージで考えてもらって大丈夫です。
各kindle端末の特徴と実際の利用シーン比較
kindle端末を選ぶ際、多くの人が迷う点がいくつかあります。
それは、画面の大きさや価格帯など、利用する場面や個人の求めるものによって最適なものが異なるためです。
ここでは、近い特徴を持つkindle端末を徹底比較して、それぞれの端末がどのような方におすすめなのか見ていきます。
これを読めば、あなたにぴったりなkindle端末を選ぶことができます。
kindle(基本モデル)とkindle paperwhiteの比較
kindleとkindle paperwhiteとは、見た目も似ているしどちらを選べば良いのか悩みますよね。
ここでは、これらの違いを比較していきます。
ディスプレイの違い
画面サイズはkindleが6インチ、kindle paperwhiteが6.8インチとなっています。
画面サイズがそのまま端末サイズの違いになるのですが、両者を比べてみるとその違いは一目瞭然。
kindle paperwhiteは片手での操作が難しいですが、kindleだと片手での操作がしやすいといえます。
旧モデルでは、kindleの方は解像度が低かったですが、現行モデル(第11世代)では両方とも300ppiです。解像度は同等ですので文字の読み心地に違いはありません。
防水機能の有無
kindle paperwhiteには防水機能があるのですが、kindleにはありません。
特に、入浴時に読書をしたい方にはこの防水機能が必須になってきます。
ちなみに、私には入浴時の読書習慣はありませんが、この防水機能は大事だと考えています。
理由としては、kindle端末も電化製品なので、コップの水をこぼしてしまうなど予期せぬトラブルが故障の原因になるからです。
やっぱり故障を恐れて過ごすよりは、多少濡れても大丈夫だという安心感を持ちたいですからね。
価格帯の違い
ここでは、2023年時点でのkindleとkindle paperwhiteの価格を紹介しますので、参考にしてみて下さい。
kindleには16GBでの選択肢だけなので、kindle paperwhiteの16GBと比較すると5000円程度の価格差があることになります。
「kindle・16GB・広告あり」⇒12,980円(税込)
「kindle・16GB・広告なし」⇒14,980円(税込)
「kindle paperwhite・8GB・広告あり」⇒16,980円(税込)
「kindle paperwhite・16GB・広告あり」⇒17,980円(税込)
「kindle paperwhite・16GB・広告なし」⇒19,980円(税込)
どちらがあなたに適しているか?
以上を踏まえると、旅行等の外出先での読書が多い方や、予算を抑えたい方はkindleがおすすめです。
一方で、大きな画面で読書したい方や、入浴時にも読書をしたい方にはkindle paperwhiteがおすすめとなります。
kindle paperwhiteとkindle oasisの比較
kindle paperwhiteとkindle oasisはAmazonが提供するkindle端末の中でも特に人気が高いです。
どちらとも高い評価を受けているモデルである一方で、いくつか重要な違いも持っています。
ここではkindle paperwhiteとkindle oasisの主な違いを比較し、それぞれがどのような方に適しているかをみていきます。
どちらのモデルを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ストレージ容量の違い
kindle paperwhiteは8GBと16GBから選択できるのに対して、kindle oasisは8GBと32GBから選択することができます。
小説をメインに読む場合なら8GBで十分だと思いますが、漫画や雑誌を中心に読む場合だと必要なストレージ容量が多くなります。
そういった場合、kindle oasisの32GBを選択しておけば間違いないですね。
ただし、どれくらい漫画や雑誌をダウンロードするのか、kindle unlimitedを登録するのか等の条件によっても必要な容量が変わってきます。
そのため、購入時には自分の読書スタイルに合った容量を考える必要があります。
物理ボタンの有無
kindle oasisには、物理ボタンがあるのが大きな特徴です。これは他のkindle端末には無い特徴で、当然kindle paperwhiteにもついていません。
この物理ボタンでなにができるかというと、「ページ送り」をすることができます。
この説明だと、それだけですか??と言いたくなると思います。
私自身もそうでしたが、実際に使ってみるとその便利さに驚くと思います。
デザインの違い
ここでは、わかりやすいように写真を撮りました。
写真の左側がkindle paperwhiteで、右側がkindle oasisです。
写真でわかるように、kindle paperehiteは縦長の長方形ですが、kindle oasisは横に長くて正方形に近いです。
また、kindle paperwhiteはズボン等のポケットになんとか入る大きさですが、kindle oasisをポケットに入れるのは少し厳しいかな?という印象です。
また、次の写真のようにkindle oasisは重心が物理ボタン側に偏っていて、でっぱりに指をかけることができるので、片手で読んでも腕が疲れにくいです。
価格帯の違い
ここでは、2023年時点でのkindle paperwhiteとkindle oasisの価格を紹介しますので、参考にしてみて下さい。
「kindle paperwhite・8GB・広告あり」⇒16,980円(税込)
「kindle paperwhite・16GB・広告あり」⇒17,980円(税込)
「kindle paperwhite・16GB・広告なし」⇒19,980円(税込)
「kindle oasis・8GB・wifi・広告あり」⇒29,980円(税込)
「kindle oasis・8GB・wifi・広告なし」⇒31,980円(税込)
「kindle oasis・32GB・wifi・広告なし」⇒34,980円(税込)
「kindle oasis・32GB・wifi+無料4G・広告なし」⇒40,980円(税込)
kindle paperwhiteとkindle oasisでは1万円以上も違うんですね。
この価格差は大きいです。
どちらがあなたに適しているか?
以上を踏まえると、初めてのkindle端末購入の場合や、予算に限りがある方はkindle paperwhiteがおすすめです。
一方で、長時間の読書をする方や十分な予算のある方にはkindle oasisがおすすめとなります。
下の記事では、kindle paperwhiteとkindle oasisの比較とどちらを選べば良いのか?もっと詳しく解説しています。ぜひ読んでみて下さい!
kindle oasisとkindle scribeの比較
以前はkindle oasisが最上位モデルでしたが、kindle scribeの登場によりその座を明け渡してしまいました。
この二つの上位モデルはどう違うのか、気になっている方も多いと思います。
これらは全く違った個性を持っているので、比較してその違いを確かめましょう。
ディスプレイの違い
kindle scribeは、10.2インチの大画面で、kindle oasisの7インチに対してかなり大きいサイズとなっています。
もちろんkindle scribeの方が大画面のため読みやすいです。ただし、その重量は433gと、かなり重いのが難点です。持ち運びをするというよりは、自宅の読書に向いているといえます。
一方でkindle oasisに関しては片手での読書に向いたモデルとなっています。また、その重量も188gとkindle scribeの半分以下の重さとなっているため、外出時の読書に向いています。
手書き入力機能の有無
kindle scribeは、kindle端末で唯一の手書き入力機能つきです。これがkindle scribeの最大の特徴になります。
これは当然ながらkindle oasisにも無い機能です。
メモを直接書き込めるため、手を動かしながら本を読みたい方にはうってつけですね。
逆にkindle oasisは物理ボタンがあり、片手での読書に特化しているので、これらは全く違う個性を持っていますね。
防水機能の有無
kindle scribeは防水機能が無く、kindle oasisには防水機能があります。
最上位モデルであるkindle scribeに防水機能が無いのは意外に感じました。これは風呂場などで読むことを前提としていないためでしょうか?
たしかに風呂場で書き込みながら読書するのは難しいですよね。
価格帯の違い
ここでは、2023年時点でのkindle oasisとkindle scribeの価格を紹介しますので、参考にしてみて下さい。
「kindle oasis・8GB・wifi・広告あり」⇒29,980円(税込)
「kindle oasis・8GB・wifi・広告なし」⇒31,980円(税込)
「kindle oasis・32GB・wifi・広告なし」⇒34,980円(税込)
「kindle oasis・32GB・wifi+無料4G・広告なし」⇒40,980円(税込)
「kindle scribe・スタンダードペン付き・16GB」⇒47,980円(税込)
「kindle scribe・プレミアムペン付き・16GB」⇒51,980円(税込)
「kindle scribe・プレミアムペン付き・32GB」⇒54,980円(税込)
「kindle scribe・プレミアムペン付き・64GB」⇒59,980円(税込)
どちらがあなたに適しているか?
以上を踏まえると、外出先での読書をする方や、手軽に読書を楽しみたい方にはkindle oasisがおすすめです。
一方で、書き込みながら読書をしたい方や、自宅で机に座って読書をしたい方にはkindle scribeがおすすめとなります。
まとめ
以上、現在購入可能な7種類のkindle端末について、その特徴と選び方を紹介しました。
私が初めて購入したkindle端末はkindle paperwhiteでした。とても使いやすくて気に入っていたのですが、上位モデルも体験したいと思ったため、買い替えの際にはkindle oasisを選択しました。
現在メインで使っているのはkindle oasisですが、両方とも使いやすくてとても満足しています。
ただ、買ってはみたもののkindleでの読書が合わないな…。となる可能性も全く無いとはいえません。
kindle端末自体が紙の本と比べて高額です。
個人的には、kindle paperwhiteかkindle oasisをおすすめしたいところですが、それぞれの読書スタイルや予算に合わせてしっかりと検討していただけたらと思います。
友人の誕生日プレゼントでkindle paperwhiteを贈ったことがありますが、とても喜んでくれましたよ!
kindleで読書をしている方におすすめなのが、Kindle Unlimitedです。
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